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犬と猫と人間と

この連休に待ちに待った映画
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をOっさんと観に行った。
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日本は現在、ペット天国と言われているけど、
決してペット天国ではない。
ペットショップに行けば、ショーケースの中には可愛い子犬や子猫たち

中には育ちすぎて値段を大きく下げて安売りされている仔もいる。

この仔がずっと買い手がなかったら、・・・・・
楽しく買って買える家族連れ、中には思ったような仔ではなかったからと飼育放棄する人もいる。

そんな仔たちはその後どうなっているのか・・・

その仔たちの多くは処分される。

行政で仕事として処分しなければならない人の言葉
「犬や猫が好きだからこの仕事をしている。
もし、好きではない人がこの仕事をしたら、犬や猫たちを物扱いしてしまう」


ペット大国日本の闇の部分
みんなが知らない、知っていても気付いてないふりをしていること。

この映画は少しでも多くの人に観てもらいたい。
でも、映画館には20人もいなかったことが悲しい。

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このパンフレットを呼んでいて、やっこさんの先日のブログでの言葉を思い出した。

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私とあなたの間には、沢山の 違う があります
私は、あなたが出す音を、同じように出しません
だけど私はその音で、あなたの様子を知ることはできるのです
私は、あなたが味わうものを、同じようには味わいません
あなたが美味しいと食べられる物が、時に、私の身体を苛めるのです
私は、あなたが楽しいと思うことを、いつも楽しいと感じるわけではありません
愛するあなたと共にいる為に、その状況を受け入れる我慢をしていることもあるのです
私は、あなたが腹を立てるように、同じようには怒りません
あなたには、その気になれば沢山の武器がありますが、私の武器はたった一つ ・・・
それは、くれぐれも使わないように、使わないように生きています
私は、あなたが誰かの目を見つめるようには、目を見ることができません
決して、恥かしいとか嫌いだ、というのではなく 畏れ と教えられてきたのです
直接に目と目を合わせることが、争いのきっかけになることを知っているのです
私は、あなたが感じる温度を、同じようには感じません
私が舌を出して大きな口を開けているのは、ただ笑っているのではないことも ・・・
あなたはよく、それを笑顔だと言うけれど ・・・
暑かったり、怖かったり、緊張していたりで、私はあの表情をするのです
私は、あなたが言うところの 清潔 と、同じ価値観を持ちません
排泄物も、あなたにとってはただ汚いものでも、私には意味があるものなのです
足にかかるオシッコを汚いと感じるとは限りません ・・・
特定のウンチに背中をこするのにも、生きる為と教えられた意味があるのです
だけれども、愛するあなたが嫌ならば、あなたの指示に私は従います
私は、あなたが望む 自由 を、同じように願うわけではありません
愛するあなたが、あっての私の犬生です
狂おしいほど愛おしいあなたが、与えてくれる指示や教えは、私の喜びです
私は、あなたと生きる中で、あなたの 足手まとい にはなりたくないのです
私はあなたのように、見た感覚を、それほど重要視しません
可愛いとか、綺麗とか、あなたが大切にする感覚を持ち合わせません
私があなたを見つめる時には、他に例えようのない感覚を覚えるのですが ・・・
私は、あなたが思うより、まだまだ野生の記憶を持ち合わせています
傷があれば舐めるだろうし、身を守る為には牙を見せます
私は、あなたが恐怖を感じる時のような表情を、するわけではありません
恐怖は、得体が知れないものですから ・・・
隠れたり、穴を掘るようにして潜ろうとしたり、容赦なく震えたり ・・・
時には、戦う為に牙を見せることもあるのです
私の牙は、あなたの犬歯と違います
私にとっての、唯一の 武器 であり ・・・
私は子供の頃から、身体的な争いを防ぐ為に牙を使うことを教えられてきました
だから、私が牙を見せる時 ・・・
私は、その相手と不必要な争いをしたくないと訴えているのです
どうか、そんな時は ・・・
私に触れないで下さい
私の目を直接に見ないで下さい
私を無視して背中を向けて下さい
そう、相手に伝えて下さい
愛するあなたと、より長く共に生きる為にも ・・・
私は、あなたとの 違う を受け入れているのです
ただ、あなたからの 違う を受け入れる様子が見られないと ・・・
私はとても、困惑してしまいます
私にとって、知らないこと、新しいこと、違うこと、は不安に繋がります
あなたも、私と同じように 違う を受け入れて下さい
私は、あなたとの 違う を愛しています
2本の足で私を散歩に連れていってくれるのも ・・・
私には見えない高い所で、美味しそうな香りのする食事をするのも ・・・
その下で、何か落ちてこないか、ずっと待つのも ・・・
柔らかいベッドの上で眠るあなたを、丸い私のベッドから見つめるのも ・・・
時々 おいで と、そのベッドに導いてくれるのも ・・・
2本の腕で、体中を撫でてくれるのも ・・・
ボールを投げてくれるのも ・・・
引張りっこをしてくれるのも ・・・
ただ、抱いてくれるのも ・・・
私はいつも、あなたとの 違う という意識を愛し、あなたを愛するのです 
あなたも私を 愛している という時きっと、私との 違う を愛してくれている
私とあなたの間にある 愛すべく違う を受け入れて下さい
 

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Commented by konamon-mania at 2009-11-23 21:08
考えさせられる映画に、やっこさんの言葉。
私は動物を飼いたいと思うけれど、飼う事ができません。
一つの命を責任を持って、大事にすることの難しさを
とてもよくわかってます。
時間が無いからと言って世話ができなかったり、
捨てたりするくらいなら、最初から手を出しては
いけないと思います。
・・・だからmaamaさん、3にゃんとワンで楽しませてね♪
Commented by まみむママ at 2009-11-23 23:36 x
ワタシも闇の部分を 知らないふりしてる一人ですよね。
だって、殺処分だとか、虐待とか・・・
弱いワタシは現実を直視出来ません。
先日もTVで 保健所のガス室に詰め込まれたイヌたちの画像を見て 胸が痛くて 悲しくて仕方なかったです。
周りにイヌやネコが居なくなったら~
ヒトは寂しくて生きていけないと思うのに 
それが判らないほどヒトは神経が麻痺してるのでしょうか
ワタシに時間とお金と我が家にあと2部屋あれば~
家を必要としてる仔を迎えられるのに・・・。
Commented by yayoitt at 2009-11-24 03:51
Maama ・・・ 見に行ったんだね。

とっても勇気が要っただろうけど、でも、なんだろう、
未来に、光を感じられる気がする ・・・。
今と、今までが、あまりに切なかったけれども、
きっと未来は ・・・ 
そうなんじゃないかと思う、これ以上は悪くならないと。

だったら、その未来が、より早くに来るように ・・・。

映画館に、20名もいなかった ・・・ これを聞いて、
反対に、20人弱も、いたんだって、思ったよ。
20人が見たら、それぞれが感激し、考え感じて誰かに語る ・・・
そして、20人が誰か1人にでも話をすれば、40人が
その現実を知る、そして、また ・・・ って、増えていくよ。

Maama、伝えてくれて、ありがとう。

「犬や猫が好きだからこの仕事をしている。
もし、好きではない人がこの仕事をしたら、
犬や猫たちを物扱いしてしまう」

この言葉が、忘れられなくなりそうです。

Maama、私こそ、本当に本当に ・・・ ありがとうございます。
愛おしいルーク、本当に、ありがとう。
何かが ・・・ きっと変わる、今こそ、革命期だと思う。
Commented by akibrandy at 2009-11-24 08:49
ふふふ。行きましたね。というか、初日?!初日に?!(すごっ!)
もちろん悲しいシーンもあるけれど、監督がフラットで公平な視点で描いていて、ドキュメンタリーとしても優れた作品だと思います。
怖くて悲しいから観たくないという方にも見てもらえるように、ユーモアも織り交ぜつつ...描いているのは犬や猫のようでいて、人間。一匹でも多くの犬猫を助けようとする、いろんな人たち。少しでも快適に過ごせるようにという気持ちを持ったいろんな人間たち。
そこには、希望がたくさんあって、地道に活動している方も力をもらえるんじゃないかしら?
犬や猫に興味のない方にも是非、普通の映画として観て欲しい作品だと思います。
1人でも多くの人が観に行ってくれることを祈りつつ...
Commented by ノラ・グレイス at 2009-11-24 13:46 x
見たんですね。
わたくし、街の管理センターに犬を引き取ろうと見学に行ったことがあるんです。
その時、ずーっとわたくしを見ていた1匹のビーグルがいて、
その眼が今でも目に焼き付いていて、
心が苦しかったです。
その後、家族を説得し、引き取ろうとセンターに電話したら、
もう、新しい飼い主さんに引き取られていました。
あれから周りの人に、こういう犬や猫もいるから、もし飼うときにはそういう選択肢もある、ということを伝えているの。
この映画いつか見たいです。
Commented by タラ at 2009-11-24 15:19 x
この映画、私も観にいこうと思ってます。
でもわざわざ見に行く人は、それなりに考えてたり
実際に現状を感じてたりする人ですよね。
できれば、この映画に興味がない人達にもっと観てもらいたいですね。。
後々は、TVで放送して欲しいなぁ〜
やっこさんのコメント、響きますね。
紹介して頂いてありがとうございます。
絵本とかにしたくなる言葉です。
Commented by マロプリサ at 2009-11-24 15:45 x
この映画のこと知りませんでした。。
絶対見ようと思いました!
教えてくれてありがとう~☆
そしてやっこさんの言葉・・・
納得しながら・・涙が出ました。。。
会社でパソコン見ながら・・・
私にはいったい何が出来るんだろう??
Commented by chocorachocora at 2009-11-24 22:34
♪takakoさま
takakoさんの言われる通り、動物を家族に迎えると言うことは、
途中で放棄してもいけない、人間の都合で不幸にしてはいけない、とても責任のいることだと思います。
最後まで面倒を見なければいけないと思います。
ペットショップではその見極めは出来ないですよね。
しようとしてないのかもしれません。

どうぞ、我が家のワンニャンで良ければ、楽しんでいって下さいね。
ありがとうございます。
Commented by chocorachocora at 2009-11-24 22:43
♪まみむママさま
いやいや、まみむママさんは、とっても努力できてますよ。
4ニャンコをしっかり幸せにするお手伝いをしていますよ。
今回は、チロルちゃんがまた、幸せをつかみましたね~
まみむママ家のニャンズは幸せそのものの顔をしています。

私もこういうドキュメンタリーを観る度に里親になってあげたいなって思いますが、今の状態では、全員が幸せにはなれないのでは?と思います。
自分の出来る範囲でいいですよね。
Commented by chocorachocora at 2009-11-24 22:46
♪やっこさま
そうか~20人弱も・・・って考えたらいいのね。
その人たちが誰かに伝えたら、一人が一人ずつでも倍になるんだもんね。
足を運ぶ人は既に興味を持っている人が殆どだと思います。
その人たちが色んな人に知らせていけば、この映画は大成功ですね。

やっこさんの言葉無断で使って、すみませんでした。
でも、きっとやっこさんは、分かってくれると思っていました。
やっこさん、有り難うございます。
Commented by chocorachocora at 2009-11-24 22:50
♪亜紀さま
初日ですよ~
だって、初日を逃したら、もし、次の日にインフルになったり、
用事が出来て行けなくなったら困るでしょう。ふふっ
しかも、初日の1番最初のよ~♪

そうですね。この映画は犬と猫っていうよりもそれにかかわる人間たちを描いていましたね。
そこにはたくさん希望がありました。
ユニークなしろえもん、ちょっとルークっぽいって思いました。

亜紀さんみたいに感想がうまく言えませんが、とても心に残る作品ですね。
2時間弱があっという間でした。え~もう終わりなんだーって感じで。
Commented by chocorachocora at 2009-11-24 22:54
♪ノラさま
ノラさんが、ビーグルを引き取ろうとしたこと、もちろん知ってますよ~ノラさんの過去記事殆ど読んでいますよ~大ファンですから~
それを読んで、「あ~ノラさんっていいな~」って思いましたよ。

不幸な犬猫が少しでも減ってくれたら良いですね。
日本もいつの日かペット天国って言われる時が来るかな?
Commented by chocorachocora at 2009-11-24 22:57
♪タラさま
ぜひ、ぜひ、タラさんも観に行って下さいね。
そして、機会があれば他の人に知らせる。
タラさんの言われるとおり、わざわざ映画館へ足を運ぶ人は殆どの人がこういう事を少しは知っていて、興味を持っている人ですよね。
足を運ばない人たちに観た人が伝えていけば良いですね。
また、テレビで早くして欲しいですね。

やっこさんの言葉は何度読んでもうんうん、って納得してしまいます。
Commented by chocorachocora at 2009-11-24 23:01
♪マロプリサさま
ぜひ、マロプリサさんも観に行って下さいね。
マロプリサさんは、すでに実行されて、何匹も幸せにしていますね。
みんな幸せでマロプリサさんの優しさがワンニャンの顔を見たら分かりますよ。

やっこさんの言葉、はっと気付かされることがいっぱいありますね。
Commented by mire3030 at 2009-11-25 11:24 x
この映画は気になっていました。
以前 TVのニュース番組の特集で ペットの問題が
取り上げられていたのを見ましたが 目を覆いたくなるような
場面だらけでしたが 現実をしっかり見なくてはと思い
泣きながら見ました。
人間のエゴで飼われたり捨てられたり 本当にその子に愛情が
あるのか?と疑問に思うことが時々あります。

やっこさんの言葉は 心に響きました。
本当にその通りですね。。。

bindiがいた小溝には 捨て犬が多く集まる場所なんだそうです。
転勤する人がペットを連れていけないと 捨てて行くんだそうです。
だから3月ぐらいは捨て犬が多いと 地域の方が言っていました。
ひどすぎますよね 家族を捨てるなんて。。。
許せません。
Commented by chocorachocora at 2009-11-25 13:01
♪mire3030さま
小溝は捨て犬が多いんですね。
その辺りは水島に近いので、転勤族が多く住んでいるからってことでしょうか。
今まで家族として一緒に過ごしてきた犬や猫とどうして分かれられるか理解できませんね。

よく、保健所に年をとった犬が持ち込まれているのを聞きますが、なぜ犬は年寄りになったら、手がかかると捨ててしまえるのでしょうか。それは完全に物扱いをしていますね。
Commented by ノラ・グレイス at 2009-11-25 20:41 x
え〜、過去記事ほとんど読んでくれたんだ〜。
ありがとう。
でも、恥ずかしいな。
わたくしもね、maamaの記事ほとんど読んだの。
でも、年のせいか忘れるんだわ。
ごめんね。
だから、同じこと何度も聞くかも。
お許しを〜。
Commented by chocorachocora at 2009-11-25 21:46
♪ノラさま
それは私も同じよ~
きっと忘れてしまって知ってるはずのこと聞くかも~
お互い「ちっ忘れてら」って思わず老脳を労りましょうね。

私の過去記事も見てくれてありがとう☆
こんなくだらない遊びが多かったでしょ。
Commented by まや〜 at 2011-12-07 22:46 x
関連日記でこの日の記事を見つけました。
私もシネマクレールに観に行きましたよ。
保健所に保護という名のもと引き取られて犬猫達の行く末、多くの人に知って欲しいですよね。
安易に子供を産ませるがままの飼い主に、責任を持った飼い方をするよう肝に刻んで欲しい・・・
Commented by chocorachocora at 2011-12-08 12:35
♪まや~さま
そうなんだー
まや~さんも観に行かれたんですね。

この映画はもっともっと宣伝をして、イオンとかでも上映して、少しでも多くの人たちに知ってもらいたいですね。

そして、世界中の不幸な動物たちがなくなったらと思います。

私のブログ友達の記事です。

http://scotyakko.exblog.jp/17173879/
Commented by まや〜 at 2011-12-09 00:55 x
ご紹介いただきありがとうございます。
いきなりかなりショッキングな記事ですね(>_<)。
mix友にも広めようと思います。
by chocorachocora | 2009-11-23 14:59 | maamaって・・・ | Comments(21)

モカ、ナノ、スネオ、ふみ子と愉快な家族たちの日常


by maama